一般の会社員は、厚生年金による国民年金(基礎年金)への上乗せがあります。
一方、農業従事者は、老後の生活費としては、国民年金(基礎年金)だけでは十分ではないため、自分で準備する必要があります。
農業従事者の年金の候補としては、以下の3つのものがあります。
1.国民年金基金
(全国農業みどり国民年金基金)
2.個人型確定拠出年金(iDeCo)
3.農業者年金
【各年金の特徴】
1.国民年金基金
(全国農業みどり国民年金基金)
・掛金は全額所得控除される
・年金給付額は公的年金控除の対象となる
・掛金の上限は月額68,000円
・掛金の払込期間は60歳まで
・終身年金は65歳支給開始、
確定年金は60歳から支給開始と65歳から支給開始の型があり
選択可能
2.個人型確定拠出年金(iDeCo)
・掛金は全額所得控除される
・受給開始は60歳から可能
・年金給付額は公的年金控除の対象となる
・掛金の上限は月額68,000円
・一時金給付額は退職所得控除の対象となる
・運用商品は自分で決める
3.農業者年金
・掛金は全額所得控除される
・受給開始は65歳から可能
・掛金の払込期間は60歳まで
・掛金の上限は月額67,000円
・政策支援(保険料の国庫補助)がある
(掛金を20,000円として一部を政策支援)
・終身給付の年金
・80歳前に亡くなった場合には死亡一時金の支給がある
私は、農業者年金に加入しようと考えています。
選んだ理由は、終身給付の年金であることと、政策支援があることです。
政策支援を受けるためには、独立起業しなければなりませんが、いずれ起業したいと考えていますし、
起業した当初数年は、所得も少ないと思うので、月額20,000円以上の掛金を支払うのは難しいと思いますから、政策支援のメリットを生かせるなと考えました。
また、80歳前に亡くなった場合には死亡一時金の支給があるのもメリットと思いました。
まだ家族がいないので、死亡一時金の必要あり?とも思いますが、嫁と子供を持つという希望は持っておりますので、遺族に残せるのは良いなと思っています。
ということで、すでにJAさんに連絡し、申込用紙を手配してもらっておりますので、
5月には加入したいと思っています。
6月6日に、JAさんを訪問し、
・JAの口座作成
・農業者年金の加入
手続きを完了してきました。
事前に電話で話をしていましたし、窓口も空いていましたので、手続きは1時間ほどで終わりました。
年金の支払いが滞らないように、注意していきたいと思います。
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