岐阜県就農支援センターを再訪問しました

新規就農(農家になる)

岐阜県就農支援センターにおいて、令和6年度の研修生の募集説明(随時開催分)が
2024年3月17日にありましたので、3年ぶりに話を聞きに行ってきました。

2020年11月15日に初めて話を聞きに行った際の様子はこちらを見てください

研修内容については3年前とほぼ同じでした。
3年前と変わっていたところは、
1.研修生が減っている?
  今回の随時募集までに3回ほど説明会があったようですが、
  これまでに決定した研修生は2名とのこと。
  誰でも研修生になれるわけではなく、選考過程がありますが、
  現時点で2名は少ないですね。
  定員4名とのことですが、修了生の人数を見ても、4名に達しない年度が
  あるようです。
  資金では、8期生が2名、9期生が1名となっているようです。
2.ハウスを建てる際のコストが上がっている
  ここ1・2年の資材高騰が原因とのことです。3年前と比較して、2割ほどのコスト増
  のようですが、数千万円するので、2割でもかなりの金額になってしまいます。
3.借用できる農地を探すのに苦労している
  3年前時点では、まだ確保していた農地があったようですが、
  現時点では探すのに苦労しているとのこと。
4.「トマト独立ポット耕栽培システム」以外での就農も可
  ココバッグでの栽培もできるとのこと。
  ココバッグのほうが、初期投資コストが少なくて済むらしい
5.販売単価が下がってる
  販売単価が10%ka15%ほど下がっている模様。
  販売単価が下がっても、kgあたりの出荷経費が変わらないので、
  販売単価に占める出荷経費の割合が大きくなり、経営の負担が増す

説明会終了後に、ハウスも見学させていただきました。
ここ4年近く、いろいろなハウスを見てきた”眼”で
再度ハウスを見学させてもらい、いろいろと質問させていただきました。
・丸形ハウスですが、軒が高く、ハウストマト栽培には適している感じ
・肥料(養液)は、循環ではなく、廃棄される
・井戸は結構深く掘っているとのこと

2年前から自動車運転ができるようになりましたので、
岐阜県就農支援センターの研修を経て就農
というのも一つの道であることを確認させていただきました。

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