岐阜県就農支援センターにおいて、研修生の募集説明があったので、2020年11月15日に話を聞きに行ってきました
。研修定員が4名とのことでしたが、説明会に来ていたのは、約10組(組というのはご夫婦さんは1名でカウントされるらしいので)でした。
今回の説明会は第2回?であともう1回予定されているとのことなので、かなりの高倍率なんだなと思いました。(後でびっくり)
【岐阜県就農支援センター(冬春トマトの新規就農者育成研修施設】
トマトのハウス栽培の研修(座学・実技)を1年2か月間にわたって実施し、終了後には岐阜県内で農地を斡旋してくれるとともに、ハウスを建てるところまで面倒を見てくれる研修施設です。
1.研修期間
4月中旬から翌年6月中旬までの1年2か月間
2.研修定員
4名(毎年募集)
3.応募資格
・満18歳以上の者
・研修終了後。岐阜県内での就農が可能な者
・性別・農業経験の有無は不問
4.研修内容
岐阜県が開発した「トマト独立ポット耕栽培システム」による冬春トマトの栽培技術と農業経営に必要な知識・技術等について、栽培実習を中心として抗議・演習を交えた研修を実施する
5.受講料
無料 *受講にかかる経費(テキスト代、交通費、傷害保険への加入)及び生活費は自己負担
約1時間説明を受けた後に、実際にハウスを見学(トマト数個を収穫させてもらった)、その後質疑応答の時間がありました。
過去の実習生の出身地を聞くと、岐阜県中心かと思いきや、愛知県、大阪府、神奈川県、千葉県などのかたもいらっしゃるとのことです。Iターンですね。
研修終了後に必要な(新規就農に必要な)費用について伺ったところ、20aのハウスを建てる場合、初期費用は約60,000,000円であり、補助金が約15,000,000円補助されるので、自己負担は約45,000,000円とのことでした。
費用の話が出たところで参加された皆さんはドン引きされていました。
質疑応答の際に、参加者が多い場合は、どのように4名を選ぶのかを聞いてみたところ、毎回実際に申し込みがあるのは4名以下なのだそうです。
年によっては研修開始ぎりぎりまで応募受付しているとのことでした。やはり、初期投資費用の高さが問題のようです。
私はというと、研修期間中に、トマトの選果場まで車で移動しなければならないとの話があり、自動車運転ができない旨を伝えたところ、受け入れは厳しいとのお答えでしたので、あきらめました。
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