今日は、1本のトマトの樹を朝、昼、夕方と撮影しました。
違いが分かりますか?
トマト農家さんでしたら、誰しも確認している事だと思います。
朝と昼で、生長点の葉は外に広げてる感じですが、
夕方(日の入り前くらい)になると生長点の葉の全体が内側に丸くなってるんです。
フワッとした感じですね。
トマトの樹が夜になったのを感じ取っている事や、
日中光合成した養分の移行、
等のサインですね。
日中は光合成でデンプンを作って糖に代え、夜は果実にその糖分を送って甘くしたり、成長が盛んな根や茎、葉に送ったりしています。
夜は光合成はしていなくても、人間のように呼吸(酸素を吸って二酸化炭素を出す)をしながらこのような事も行ってくれてます☺
それらを、スムーズに行えるようにも温度管理は特にこれからは大事になってきますね。
朝〜昼頃、よりも午後のほうが温度を少し高めに。
日没から深夜は、寒すぎることもなく暑くもない温度をキープして、日の出までに徐々に温度を上げていき、日の出と同時に光合成ができるように、光合成に必要な最低の温度をキープします。
この長文を見ると、ややこしくなりますね。
僕も、理解するのに1年はかかり、実践に移せたのは2年目からでした。
美味しいトマトができるのは、日々のこのような管理も上手く行わなければなりません。
本当に日々勉強です。
明日からも、毎日しっかりトマトを観察し、記録を取り学び続けたいと思います。
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